富山県手をつなぐ育成会からのお知らせ
全国育成会連合会 特別児童扶養手当の審査に関する声明の発表について
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8月末から新聞等で報道されていた「特別児童扶養手当」について、
全国手をつなぐ育成会連合会が声明を発表しました。
20歳児未満の障害児の保護者に支給される「特別児童扶養手当」ですが、
自治体に申請しても「障害が基準より軽い」として却下される件数が、
過去10年間で3倍近く増えていたことが、国の統計データからわかりました。
また、更新時の審査で支給が打ち切られるケースも増加しているようです。
受給できる障害の程度に関する説明が自治体によって異なり、
同じ状態の障害でも申請の有無や受給の可否に不公平が生じるなどし、
「国の制度なのに、住む地域によって受け取れるかどうかが違うのはおかしい」
という声があがっていました。
全国手をつなぐ育成会連合会の声明では、
主に国において特別児童扶養手当の審査基準を明確化すること、
全国の審査実態を仔細に調査すること、
著しい地域差が認められる場合には、適切な審査基準を設定し、
国において一括して審査する方式の導入なども検討することを求めています。
詳しくは、次のPDFデータ(声明本文)をご覧ください。